■AIの話。

AI を絵描きの補助ツールとして使い始めたので、ここに色々書きます。

自作PC. windows 11 pro.
i5, 32GB RAM.
Palit Microsystems / NED47TSS19T2-1043J (GeForce RTX 4070 Ti SUPER JetStream OC 16GB) [PCIExp 16GB] ドスパラ限定モデル
Stable Diffusion.

■絵描きである自分は、
-「画を出力したいのではなく、絵を描きたいのだ。」
-「画が出力できる技術もそりゃ欲しいが、絵を描けるようになりたいほうが強い。」
-これはハッキリしていて間違いない。

■なぜ AI を使うのか？
-避けて通れない技術だと判断したから。

■著作権についてどう考える？
-AIの元となる大規模データに著作権侵害は無いと考える。今のところ、そこを気にしていても利用者としてはどうしようもないし、利用しないのは時代遅れになる危機感がある。
-但し！ LoRA（特定のスタイルや画風を学習させて真似する機能）は原作の侵害の恐れが有るので慎重に取り扱う。

■ざっくり感想
-望む画を出力するには指示命令技術も手間暇もかかる。
-「描く」ではなく「出力させる」作業である。
-下絵として使うには便利。しかし自分らしさを表現するまで加工すると、ゼロから描いたほうが早いと思う。
-「絵を描けない人」が「画を出力させる」には間違いなく画期的。
-LoRA という、構図や絵柄や効果を足し算的に追加加工できる機能が需要度高い。
-ひたすら出力と試行錯誤の繰り返しで、パソコンの演算能力(ほぼグラフィックボードの性能・金額)で決まる。
-最初は無料のネットサイトのサービスを借りて試してみたが、自作する気になった。出力に待たされる時間や有料課金するかなど考えると自作に行き着いた。
-パソコン本体が15万。グラフィックボードが10万。合計20万有れば、1出力を10秒から2分くらいで際限なく可能になる。

-自分としては、小説の挿絵にガンガン使ってみる。
-ノクターンノベルズではAI挿絵は使用しない。ここ、個人サイトのみAI挿絵を使用する。
-オリジナルで描くキャラと出力画のキャラは一致できていない(前述のLoRA開発が必要でまだできていない)ので、試行錯誤しつつ。
-何事もやってみる。やることが先行。

-カップルがセックスしている画の出力は難しい。
-望む男性と女性のキャラをLoRAで素材開発しておく必要が有る。
-自分の絵で開発する場合は20枚30枚は必要らしい。

-似たような画が出力される。Pixiv の AI生成 画を眺めると、総じて同じ構図の画が溢れている。同じ画が同じ画を作り続けている世界に見える。キャラが違うだけで同じコトと構図が延々と出力されて垂れ流されている感じ。
-自分としては、「自分の絵を自分で描く時の補助ツールに仕上げたいと思っている。「鉛筆で紙に絵を描いていた時代ではコピー＆ペーストはできなかったが今はそれが当たり前に受け入れられてできる」。今後AIはツールとしてその役割を当たり前に担うだろうと。

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